15年目のメンテナンス

開業して約15年経ち昨年辺りから
あちらこちらの機械類にトラブルという程ではない
不具合が少しづつ見受けられるようになりました。

画像は釘打ち機(我々はピンタッカーと呼びます)
独立開業する前に購入したので
15年以上は使っている事にになります。

先日からどこからか「シューシュー」とエア漏れがあり
釘を打ち込む圧が上がらず調子が悪い状態が続いていました。
気づいたらすぐに修理をすれば良いのですが
修理に出すことで数日、場合によると数週間
道具が手元になくなることになります。

道具のない職人ほど悲惨なものはありません(笑)。

今月に入って、症状が
もはや誤魔化すレベルを超えてきたので
修理に持ち込みました。

約2週間。
完全な状態で戻ってきました。

自国に機械メーカーがあるおかげで
こんなメンテもほとんど費用もかからず
きっちりと仕上がって帰ってくる。
本当に助かります。

機械道具類ならマキタや日立。
車ならトヨタにホンダ。
同様に建築金物や椅子生地や接着剤等々。

おそらく日本の環境は世界的に見ても特殊な環境だと思います。
それが日常であるとついついその恩恵にあやかっていることを
綺麗に忘れてしまいます。

今後も物を作る環境が
高いレベルで整った国であって欲しいと切に願います